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花形月報 104号 平成18年8月2日発行 |
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菊井徹平、日本人7人目の世界タイトル海外奪取ならず |
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7月13日(金)=日本時間7月14日(土)、メキシコ・ゴメスパラシオ市の超満員(1万2,000人)で
埋まったアウディトリオ・センテナリオで行われたWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ。
チャンピオン、クリスチャン・ミハレス選手(メキシコ)VS挑戦者(同級12位)、菊井徹平の一戦は
序盤からチャンピオンが右ジャブからの手数多い攻撃で菊井を中々攻撃まで繋げさせない。
それでも菊井は6回終盤にはロープに詰まりながらの右で一瞬グラつかせ、続く7回にはやや疲れ
を見せたチャンピオンに攻め込む見せ場を作った。
しかし8回以降、再び息を吹き返したチャンピオンがボディーを中心とした攻撃で菊井を追い込む
展開に持ち込み、10回終盤チャンピオンの左ボディーからの連打で菊井の手数が止まったところで
レフェリーがストップ。平仲明信以来、15年ぶり7人目の日本人海外世界王座奪取と星野敬太郎
以来、5年半ぶりジム2人目の世界チャンピオン誕生はならなかった。4度目の防衛に成功した
ミハレス選手は37戦32勝12KO3敗2分。王座奪取ならずの菊井は27戦21勝4KO6敗に。
菊井の話 「チャンピオンは強かった。会場の雰囲気とかではなくチャンピオン自身に呑まれて
しまった。初めて体験した攻撃のリズムで自分のボクシングをさせてもらえず、手数をもっと出した
かったが、全部読まれている感じがして出せなかった。申し訳ございませんでした。この経験を
今後に生かしてまた頑張りますので、応援よろしくお願いいたします」
花形会長の話 「チャンピオンが一枚も二枚も上。途中、頭をつけて打ち合えと指示を出したが、
それもさせてもらえなかった。負けてしまったが、菊井にとって超満員で埋まり独特の雰囲気の中
で世界タイトルマッチを戦えたのは良い経験になったと思う」
※7月19日夜、ロスに数日滞在してから帰国した菊井は翌週からジムワークを再開。年内に
再起戦を行う予定でいる。 |
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元王者・福島 学が10月15日、日本3位・瀬藤選手と対戦! |
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元OPBF東洋太平洋、日本スーパーバンタム級チャンピオン(現日本バンタム級4位)・福島 学が
日本スーパーバンタム級3位・瀬藤幹人選手(協栄=30戦23勝11KO6敗1分)と10月15日(月)後楽園
ホールで対戦することが決まった。
福島にとってこれが花形ジム移籍第1戦となる。尚、この試合はスーパーバンタム級10回戦で行われる。 |
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