日本スーパーバンタム級2位(元日本同級チャンピオン)・木村章司(30歳=24戦20勝7KO 2敗2分)と日本スーパーバンタム級1位・瀬藤幹人選手(協栄=28歳=33戦26勝13KO6敗1分) の仕切り直しが6月16日(月)後楽園ホールで行われる事が正式に決定した。 この対戦は2月18日(月)に行われる事になっていたが、木村の練習中負傷により約4ヶ月スライド して実現する運びとなった。当初(2/18)の試合直前まで木村が1位、瀬藤選手が2位となっていた 日本ランキングは、現在(4月度)では木村が2位瀬藤選手が1位に変動。今回は木村が瀬藤選手 を追う形と立場が変わっている。 一時は世界挑戦目前までいった木村としては、ここは日本タイトルの指名挑戦資格(1位)を獲得 する為にも絶対に落とせない大事な一戦。前々号の月報でも書いたように16連勝中の瀬藤選手 の勢いは要注意だが、ここはチャンピオン経験者の木村が円熟したテクニカルボクシングで 乗り切る事を期待したい。尚、日本ランキングのトップ2がノンタイトル戦で対戦する、ボクシング ファン注目のこの好カードは56kg契約の10回戦でメインエベントとして行われる。 (TV放映)TBSにて当日深夜放映予定
5月25日(日)青森県弘前市武道館で日本スーパーバンタム級4位・三浦数馬選手(ドリーム= 28歳=12戦11勝5KO1分)と対戦が決まっている日本バンタム級11位(元東洋太平洋、 日本スーパーバンタム級チャンピオン)・福島学(33歳=42戦31勝19KO8敗3分)は連日の 激しいジムワークとスパーリングで着実に調子を上げている。 日本ランク上位再進出を狙う福島が キャリアを生かしたボクシングで無敗のホープを下す内容を 期待したい。 尚、この試合は56Kg 契約の8回戦でメインエベントとして行われる。
7月9日(水)後楽園ホールで2選手が日本ランクに挑む!鎌田剛幸(22歳= 14戦8勝 1KO3敗3分)が"かつらボクサー"として有名な日本スーパーフェザー級8位・小口雅之選手 (草加有沢=30歳=22戦16勝5KO4敗2分)とスーパーフェザー級の8回戦で対戦する。 鎌田は15戦目にして初の日本ランク挑戦。そして田畑光輝(25歳= 15戦7勝5敗3分)が日本 スーパーフライ級11位・原口清一選手(草加有沢=26歳=22戦15勝7KO5敗2分)とスーパーフラ イ級の8回戦で対戦する。原口選手とは昨年12月(田畑の僅差判定負け)以来の再戦となる 田畑はこれが3度目の日本ランク挑戦となる。尚、この日は鎌田がメイン、田畑がセミファイナル での出場の予定。 2選手には立木正祥(最高位日本バンタム級8位)以来の日本ランク獲得の期待がかかる。
日本女子ボクシング協会認定フライ級チャンピオンの実績を持つ猪アかずみが2月28日(木) 後楽園ホールで行われた第1回日本ボクシングコミッション(以降JBCと称す)認定女子プロテスト のB級ライセンス受験をして合格した。現時点ではJBC認定プロボクサーの中では最年長(45歳) となる猪アは今後、花形ジム所属として最終目標である世界タイトル奪取を目指す。 そして1週間後の3月6日(木)後楽園ホールで行われた第2回プロテストでは田中冴美がC級ライ センス受験をして合格。これにより花形ジム所属の女子プロボクサーは2名となった。