日本ランキングのトップ2がノンタイトル戦で対戦するというボクシングファンの注目度が非常に高い 好カードである。日本タイトル奪回を目指す木村としては 指名挑戦資格(1位)の座を守る為に絶対に 落とせない一戦。15連勝中の瀬藤選手の勢いは驚異だが、ここはチャンピオン経験者・木村が円熟 したテクニカルボクシングで乗り切る事を期待する。
日本バンタム級10位(元OPBF東洋太平洋、日本スーパーバンタム級チャンピオン)・福島学(33歳=41戦 30勝19KO8敗3分)が、2008年2月28日(木)後楽園ホールで日本フェザー級のA級ライセンサー ・ 池田光正選手(角海老宝石=33歳=27戦13勝9KO11敗3分)と対戦する事が決まった。 尚、この日は花形ジム主催興行「第1回花形スペシャルファイト」でメイン出場の福島(8回戦)の他に 佐藤 昭、 鎌田剛幸が8回戦で伊藤圭太、小野 心、中川健司が6回戦でそれぞれ出場が決まっている。 ・補足・ 福島仕はリングネームを元の福島学に変更しています。
11月23日(金=祝)、神戸ファッションマート特設リングで行われた日本バンタム級タイトルマッチ。 挑戦者・前日本スーパーフライ級チャンピオン・菊井徹平が2階級制覇に向け終始果敢に攻めたが、 体格差で上回るチャンピオン(WBA12位、WBC13位)三谷将之選手(高砂)の威力ある有効打数に 一歩及ばず、判定負けでタイトル奪取はならなかった。 3ジャッジ全てがチャンピオン・三谷選手を支持(98−92、98−92、99−93)していたが、試合内容は スコア以上に接近していた好試合だった。7月の世界挑戦以来の再起戦を飾れなかった菊井は28戦 21勝4KO7敗。3度目の防衛に成功した三谷選手は23戦21勝10KO2敗に。
10月8日(月=祝)、後楽園ホールのメインエベントで行われた56kg契約の10回戦。 日本スーパーバンタム級1位(元日本同級チャンピオン)・木村章司が初回に右の好打、2回には左 フックでダウンを奪うなどペースは完全に支配していたが、中盤以降、手数の差で落とすもったいない ラウンドを重ねたのが響き、無敗の新鋭・日本スーパーバンタム級6位・三浦数馬選手(ドリーム)選手 と3者3様(97−96で木村、97−95で三浦選手、96−96)のドローに終わってしまった。1位の座を 何とか死守した木村は24戦20勝7KO2敗2分。依然無敗の三浦選手は11戦10勝5KO1分に。
10月30日(火)後楽園ホールで行われたB級トーナメント・ウェルター級決勝戦(6R)。 最終回の追い込みで3者3様の引き分けに持ち込んだ和田が勝者扱い(引き分けとしたジャッジが 和田を支持)となり、高倉敬典(89年スーパーフェザー級)、北澤鈴春に持ち込んだ和田が勝者扱い (引き分けとしたジャッジが和田を支持)となり、高倉敬典(89年スーパーフェザー級)、北澤鈴春に 次ぐ14年ぶりジム史上6人目のB級トーナメント優勝者に輝いた。和田は7勝1KO3敗1分に。